2003年ヨーロッパ旅行（報告編）

旧東ドイツはその政治的背景により、 バッハゆかりの教会でも修復等は なかなか困難をきわめたそうです。 しかし東西ドイツの統合により、あちこちで 教会の改修・修復が始まっています。 バッハゆかりのこの教会は、 没後250年を迎えた2000年前後に 何度目かの大規模な修復を行ったそうです。 私が訪ねた時も、バッハ像がある小さな広場は 工事中でした。

祭壇付近から後方を振り返る。 ドイツらしいシンプルさが好ましく思えました。 説教壇。 1889年ヴィルヘルム・ザウアーによって 造られたオルガン。ロマンティック様式のものです。 例えばマックス・レーガーやカルク・エラートの 作品などはこの楽器によく合うことでしょう♪ こちらはBach-Orgel(New Organ)。 アイゼナハのバッハハウスの彼が熱心に 語っていた楽器です。 以前はバッハ（バロック曲）の曲を演奏するために シュッケのオルガンが設置されていましたが、 それは他の教会へ移設し、新たにこのオルガンが。 マールブルクのゲラルド・ヴェールオルガン。

旅行のトップへ